heibondeitaiの日記

ただ平凡でいたいサラリーマンです。勤続10年の節目に仕事に関連した内容を綴っていきたいと思います。少しプライベートな面も語ります。

仕事を休むという選択肢

今日仕事を休んだら、プロジェクトメンバーに迷惑がかかる。具合が悪くても休んではいけないんだ、自分がやらなければ、誰かが困ってしまう。

こう考えている人は、責任感が強く、非常に他人に思いやりのある方だと思います。

自分で言うのも変ですが、私もこのような考え方に近しい思考を持ち合わせています。

ですが、この考え方は社会人として本当に正しいまたは、優れていると言えますでしょうか。最近とても疑問に思います。

なぜなら、この思考は家族よりも他人を優先していることに他ならないからです。

いくらお金を稼ぐためとはいえ、自分に鞭打って、他人に迷惑をかけられないという理由で無理に仕事をして、余計に体調を崩しては元も子もないのです。仮に働けない身体になってしまっても、会社は個人の一生を背負っている訳ではないので、いざと言う時には何も助けてはくれません。(あっても見舞金として、いくらか支給される程度です)

これにようやく気付いた近頃の私は、身体が悲鳴をあげていることを察知すると素直に休む選択肢をとるようになりました。

私が休むことで、プロジェクトメンバーに迷惑をかけたとしてもそれは一時的なもので、会社というのはすぐに代わりの人材をアサインしますし、不思議なくらい問題なく事業は継続されます。これこそが社会であり、組織であります。

当然、仕事に対する責任がないですとか、もっと自分化して取り組むべきだとか、お客さんに迷惑がかかるとか、それっぽいことを指摘されることはあると思います。それを無下にした方が良いという話ではありません。

あくまで、家族を優先に考えるべき論を唱えているだけであり、つまりは"家族を守っていくための自身の身体を最優先事項とする"ということを言っています。

他人や仕事のために自分を苦しめるのではなく、仮にも自分が犠牲にならないといけない場面に遭遇した際には、それは家族のためだけで十分です。

これを私の信念として曲げてはならないものと決めています。