“期待している”は、何も考えていないのと同義
30歳を超えた辺りから、上司に"期待しているからだよ"とむやみやたらに言われる機会が増えたと感じます。
一見、素直に受け取ると有難いなぁこんな自分に期待して色々任せてもらえるなんて。と前向きに捉えることができそうですが、私はあまり良く受け止めない言葉として認知しています。
なぜなら、このセリフは言う側にとってとても都合の良い言葉だからです。
はっきり言ってしまうと何も根拠がないから安に期待しているという体にしておいて、なんとか相手に動いてほしいときの魔法の言葉と勘違いして使っている場合がほとんどです。
特に期待している理由が、年齢が若い、他に頼れる人がいない、活躍すべき次世代のリーダー候補だから、などこれらを言われた時は要注意ですので、自分の属性だけではなく、過去の実績やスキル面にフォーカスして何を元に期待値が高く、どうなることを期待として定義しているのか詳しく確認したほうがいいです。
ここがはっきりしない、単に仕事を割り振るだけの上司の下で働いていると、本当に不幸だと思います。
自分が納得できるまで、議論して仕事を引き受けることがとても大事です。