heibondeitaiの日記

ただ平凡でいたいサラリーマンです。勤続10年の節目に仕事に関連した内容を綴っていきたいと思います。少しプライベートな面も語ります。

SE辞めて正解だとすぐに思った話

今回は思ったことをつらつらと書き殴ろうかと思います。

 

入社して以来10年間ずっとプロフィット部門の中でSEをやってきたわけですが、自部門の利益追及や厄介な顧客との対峙やら、障害発生時の責任のなすりつけ合いやらまぁネガティブな要素が多い職場に陥りやすいです。

 

しかもSEという職種はその戦場の中心的な存在になってるわけですから、楽しい!とかやりがいある!なんてことは一瞬感じることがあるかないか程度のものなので、到底やってられません。とわたしは思います。

(こないだ11年目にして初めてお客さんから感謝していますって褒めてもらえました。嬉しいですが、それくらい誰かから褒められることも少ない職種であることを表していると思います。)

 

その一瞬あるかないかの感情をモチベーションに変えたり、給与もらえるからといってずっーとこのような辛い仕事をするのはマヂで地獄でしかないと思います。

だってこの先定年までまだまだ長くない?

少なくとも私は後30年も続けると考えただけで吐き気がします。笑

 

どんなに辛くてもITが天職でプライベートでも勉強してなんなく資格を取っちゃうような人は別ですがね。SEとして結果に繋がる人はそういう人です。

ただ、ここで誤解されやすいので言っておきますが、好きを仕事にした方がいいという話ではありません。

私が考えるに、好きでなくても人より優れたこととか、やってて苦じゃなくなんとなく継続できる仕事をした方が身体的にも精神的に確実に楽で比較的成果が出やすいです。

 

特にITも得意じゃない、強い思い入れもない人だとプライベートの時間くらい自分の好きなことにのめり込んだり、休息したいと言って全く違うことをやる方が大半だと思います。

 

私は特にITを極めたいとか、テクニカルスキルを学びたいとかいうタイプの人間でないので、やはりSEをやっているだけでなにかと辛いと感じたり、やる気が起きないんですよね。

余計な仕事したくないから、最低限のことしかやらないので、当然成長なんぞ見込めません。

やらされ仕事ってやつです。

 

なんで10年もやってこれたのかというと、身近な先輩や同僚に悪い人がいなくて、仕事は嫌だけど大手で給与もいいからなんとか続けられたという表現がピッタリに感じます。

その証拠に、人間関係が悪いプロジェクトになった途端、毎日が憂鬱で逃げたいと思うことが多かったですもん。実際逃げたこともあります。笑

 

これらは、この先あと30年も働く上では死活問題だし、誰もハッピーじゃないなと最近になってようやく分かった感じです。笑

 

人は頭では分かっててもすぐに行動できない生き物ですが、流石の私も2、3年悩んだ結果、「あ、いつか病むなこれ」と確信に変わる時があったのと「SEとしては上昇したい気持ちがない」というのが30歳にしては早すぎるしもったいないと判断して、いよいよ異動願いを出しました。

 

いやー、いい決断でした。

モチベーションが全然上がってますし、やっぱり能動的に動ける仕事は楽しいですよ。

 

こんなに脳内がスッキリすることあるんだって思います。

やっぱり合う合わないは絶対あるので、SEを脱出したいと思っている方は早めに行動した方がいいです。

あまり歳を取ってしまうと、セカンドキャリアのハードルは上がってしまうので、SEの呪縛から解かれなくなってしまう可能性があります。

 

あー、SEじゃないことでこんなにも精神的に楽になるなんて夢のようです!!本当良かった!