嫌いな上司とプロジェクトからの脱出に向けて
今日は久しぶりに社外研修を受講してきました。有名どころのSIer企業で働いている方々とグループワークを通じて、様々な意見交換ができるのは非常に有意義で、素直にとても楽しかったです。
リモート研修ではありましたが、いい加減見飽きたプロジェクトメンバー以外の方々とお話をするだけで、こんなにもポジティブな刺激を受け新鮮に感じるものかと少し驚いた自分がいます笑
さて、満足度の高い貴重な終日研修のおかげで通常業務から一時的に現実逃避できたのも束の間、バックグラウンドではちょいちょいいつもの不可思議な作業依頼がプロジェクトリーダーから送られてきています。
作業依頼といっても、ただ顧客からのメールが転送されてくるだけです。これで明確な指示ができていると本気で思っているのだから、なんとめでたい方でしょうか。
時折、取り纏めをお願いしますと一言添えてくることがありますが、これを記載するしないの線引きも不明ですし、何をどう取り纏めし、何をゴールに設定して指示を出しているのか曖昧です。当初、このようなマネジメントのやり方に驚いたこともあり、作業に着手しやすいよう明確なゴールの設定を合わせて伝えてほしいとお願いをしたことがあります。すると、「それは自分で考えてほしい、君の成長に繋げるためだ」あるいは「君には権限委譲した、任せるよ」と返ってきました。呆れてものも言えないとはまさにこのことで、「自分はマネジメント業務をやらない。あくまでタスクを振るだけだ」と仕事の放棄を公言したも同然です。
このようなリーダーの元で仕事をすることは、とんでもない気力と労力を伴います。
正論が通じないため、まともに議論できず、自身が納得できない状況の中、五月雨式にタスクがふりかかってくることで、大きなストレスを抱えながら日々働くことになるからです。当然、成果物のイメージが一致していないため、手戻りも日常茶飯事で、無駄な工数がかさむと同時に貴重な家族との時間も犠牲になります。
言い方が悪いですが、上位職からの無茶振りの嵐は簡単に断ることが難しい性質上、逆らうことのできない謂わば奴隷になった感覚に近いです。
そして、今日も私が研修中と知りながらも不快な連絡が相次いだことで、自分の中の何かがプツーンと切れた気がしました。
ふと気づいた頃には、課長にメールを送っていました。内容は、度重なる暴言や高圧的態度により精神的ストレスで仕事に身が入らないということと、最後に人事に相談したいとぶちかましました。
明日、課長と面談することになると思いますが、またやんわりとなだめられる気がしています。
なので保険の意味も込めて、組合のツテを借りながらどう根回しすることが効果的に働くのか、並行して確認してもらっています。
こういう時に頼りになる仲間が会社にいることは本当にありがたいことですし、普段から信頼できる相手を見極めて、良き関係を構築していくことの大切さを実感します。
最後になりますが、SEから別の職種にチャレンジしたいと言った矢先の出来事なので、急展開なこの状況に少し困惑しています(自ら仕向けておきながら、、)。
ですが、やはり我慢にも限界がありますので、今こそ自分の意思をはっきり示そうと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。